2001.11.25 アルシオン 東京ベイホーNKホール その5 (文中敬称略)
第7試合(15分1本勝負)
	<NKホール初進出記念スペシャル・プレミアムマッチ THE ARSION LOVE>大向美智子(9分6秒、シャイニング・ウィザード>片エビ固め) ×長谷川咲恵
えーと話すと長いことになりそうなので
手短に書きますが…
私が女子プロレスにはまったのも
この長谷川咲恵選手のファンになった
ところから全てが始まります。
つまり現在このページがあるのも元をたどると
ある意味彼女のおかげともいえるわけで…
っていうか横浜アリーナの引退試合で
ルイダクの涙を流した私としましては
もうこの試合のレポートは涙なくして
書き尽くせないってカンジでしょうか…

言葉が過剰傾向なので、うざい方は
写真だけご覧下さい(^^A
スイマセン。

Hart-Beat Runnerが鳴り響く中
すでに感極まった状態で入場してきた長谷川
真っ白な紙テープはあの引退式を思い出させる。
アルシオンという団体名もこの長谷川の思いが詰まっている。
彼女が旗揚げ時すでに引退していなかったら必ず選手として参加していたはずである。
そしてこの日の相手が長谷川の技の伝承者大向美智子。
長谷川が当時出来るめいっぱいのことを受けた大向。
彼女がいなかったらこの夢も実現は出来なかっただろう。

引退時の経過を知る長谷川ファンであればあるほど
選手としてリングにあがることが実現するとは予測出来なかったハズである。


  

そのたたずまいは5年以上のブランクを感じさせない。
シルエットはまさにあの時のまま…

長い手足にすっとのびた姿勢
やっぱり長谷川咲恵以上のバランスのいいシルエットを持つレスラーは
後にも先にもいないことを再確認。





 
組み合ってまずは確かめ合う
バックの取り合いからコーナーへ

簡単にペースをつかませない大向
    
一呼吸おいて
じっくりと組み合う

そこからまた一気にたたみかける長谷川
水平チョップ
ロコモーションのダブルアームスープレックス

そしてローリングソバット!!

場外へのプランチャスイシーダ!
大向を場外に残すと一気にリングに戻り
「デビー!デビー!」と
デビーマレンコをリングに呼び込み
往年の日米新世代タッグよろしくポーズ!!

あ〜〜こんなショットがまた
みられるなんてっ!!
絶対に狙っているとは思っていたものの
現実にやってくれるのは感動もの!
そして渾身の裏投げ連発!!
アルシオンのリング上での魂伝承…
答えるようように大向も裏投げ!
一発目投げきるのにちょっとためらいがあったのか
垂直落下っぽいカンジになってしまった。

その前に攻めまくってかなり体力を消耗していたのもあるのか
長谷川はかなりダメージを受けた模様。
しかし、ここから大向は非情に徹してふたたび裏投げの連発。
ボロボロになりながらも「ああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!」 叫びながら気力だけで立ち上がる… アジャにボロボロにされながらも向かっていった頃の姿が思い出される。 この姿がまさしく長谷川咲恵だ!!

最後の力を振り絞って立ち上がった長谷川をまっていたのは
大向の現在をたたき込むシャイニングウイザード!

過去を振り払うような今現在の大向の最高の技で
長谷川からスリーカウント
あえてこの技でピンフォールをとることで
リングの上の時間が今に引き戻され
現在のアルシオンマットが表現される。
ゴング後長谷川を起こすと
ロープに振ってローリングソバットを受ける大向。
そして、長谷川にカバーさせてスリーカウント。
まるで大先輩が後輩を送り出すようなシーン
ほんと大向は大きくなったと感じる。


長谷川のテーマHart-Beat Runnerが再び流れる中
しばらく大の字でマットの余韻を味わう二人。
大向 「みなさんこの長谷川咲恵が大向美智子の師匠です!」
長谷川「やっぱりプロレスは…リングは最高でした、
     あがったことに後悔は有りません!」
   「追伸…怪我はありません!」<咲ちゃんらしいね
この試合を観た事によって個人的には長谷川咲恵に対する気持ちの整理がついた気がする。
と同時に今後のアルシオンの未来形に思いをめぐらせることになった。

大向がアルシオンで再生したきっかけになったのはたしかに長谷川の存在とも言える。
長谷川は赤いベルトへはとどかなかったし最後まで未完の大器だった感がある。
しかし、その存在はまさにリングに咲く向日葵だった。
大向もかなりいいところまで行っているのにかかわらず
突き抜けきれないイメージが長谷川と似ている気もする。
おそらく共通するのは気持ちの"優しさ"の部分だと思う。この試合のテーマでもある LOVE の部分。
この二人だからこそこの試合が出来たと思う。
だからこの試合はこれでパーフェクト…ノープロブレム!

しかし、ここで一つ気になるのは現在進行形の大向の今後。
本当にトップに立つ人間は他を守る大きさや優しさと共に
自分以外の他の全てを捨て去るくらいのキビシしさを持っているものである。
それは古くはデビル、ブル中野からアジャや神取や豊田にも感じる部分。
大向は長谷川が徹しきれなかったエゴイストの部分をもっているだけに
長谷川以上にトップクラスのレスラーになれる可能性がある。
アルシオンではおねいさん役になってしまいがちだが、
しばらくはもっともっとわがままになって飛鳥を追いつめていくのも面白い。

大向はもうワンステップレスラーとして大きくなって欲しい。
やさしく下から押し上げるのではなく上から引っ張る。団体にはそういうレスラーも必要。
それが結局将来もっと大きな THE ARSION LOVE となるのであろう…

ともあれこの試合の最中またもやルイルイの涙を流していた自分は
一緒に行った連れに顔を向けられない状態でした(笑)
  ありがとう!咲ちゃん そしてありがとうちゃま!
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